中村紘子さんのピアノリサイタル
そういえば、ピアノのカテゴリー作ってたなと思って、ブログに書いておくことにしました。
中村紘子さんというピアニストをご存知でしょうか。クラシックやってる人にとっては超有名人なのですが、先日、生まれて初めて彼女のピアノリサイタルに行ってきました。長くピアノと付き合ってきた中でなかなか行く機会がなく、念願かなってようやくでした。たまたまチケット売り場で目にして、1か月前だったのに席も空いてて、私の予定もあいてて、まるで準備されてたみたいw
その日は午後からの公演でしたが、前の日からそわそわして、当日も会場の近くのステキなカフェでランチしてたのに落ち着かず、どきどきしながら会場に向かいました。コンサート自体が久しぶりで、来てるお客さんもクラシックだとちょっとちがってて、年配の方も男性も、たくさんいらっしゃいました。私の席は、舞台上のパイプオルガンの下。空いてる席の中でピアノから一番近い席がそこだったんです。音響的にはよくないことは分かってたんですが、どうしても弾いてるときの雰囲気を感じたくて。
で、やっぱり、すごかったんです。余裕と、迫力と、貫禄と。ここのとこずっとCDとかでしか音楽を聞いてなかったせいか、生演奏ってこうだよなっていう刺激もあって、感激しました。多少ミスタッチはあっても、あの迫力はリサイタル、演奏会ならではなだと思います。
そのおかげで、ここにきてやっと、堅物でしかなかったクラシックのイメージが崩れていきました。ピアノを思い通りに弾くっていうと、どうしてもJAZZのイメージしかなくて、クラシックは型にはまってる感覚だったんです。でも、そうじゃないっていうのがものすごく伝わってきました。
なんだか、ピアノのレッスンを高校のときにやめちゃったの、ちょっともったいなかったなーなんて思ったりして、、、
そうそう、あと、アンコールは5曲も弾いてくれました。さすがというしか言葉が見つかりません。ググってみると、中村紘子さんはわりとアンコールをたくさん弾かれる方のようですw
プログラム
ベートーベン
アンコール
- ショパン:夜想曲第3番Op.9-3
- ラフマニノフ:サロン小曲集Op.10-3「バルカロール」
- ラフマニノフ:幻想的小曲集 前奏曲「鐘」
- ショパン:ワルツ第2番「華麗なるワルツ」
- ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
せっかくピアノのレッスンも行ってることだし、今年は発表会に出られるぐらいがんばってみようかな。