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ピアノ発表会ー2013年秋ー(幻想ポロネーズ)

久しぶりのピアノネタです。
今年弾いた幻想ポロネーズショパン)は、苦労した一方でいろいろ気がついたところもあるので、
忘れないように書いておこうと思います。


ホントに大変でした。
曲は長いし、表現はたくさんあるし、繰り返しのテーマは全くないし、
テクニックとしてはリストみたいにめちゃくちゃ難しいところはないんですけど、
曲全体がなかなか頭と体に入ってくれなかったのが一番辛かったです。


練習を始めたのは去年の年末ぐらいからだったと思います。
装飾音符がやたら多くて譜読みをするだけでヘトヘトになって、なかなか全ページ見られませんでした。
かろうじて音符を追いかけられるようになっても18ページという長さと構成の複雑さのために
一曲弾き終わるのに1時間以上かかり、練習時間がいくらあっても足りません。
プロでも13分ぐらいで弾く曲ですから、3回通すのに45分。部分練習入れたら最低でも1時間は必要です。
それに、3日あけたらもう体は曲のことを忘れ始めるので、
趣味でピアノをやってる身としては、練習時間を確保するのもツラかったです。
練習不足は最後の最後まで感じてました。


今回特に反省したのは弾くときの姿勢です。
姿勢といってもいろいろな要素があります。下半身、腰、上体、腕、手首、指、視点。
これらは全部関係し合っていて、どこが基準ということはないんですけど、
今年は視点が近すぎていたことになかなか気づきませんでした。


長い、難しい、という先入観から音符に集中するあまり、視点が近くなって視野が狭くなり、
鍵盤が見えなくなって次の音への動線が描けず迷いがあり、
体が小さくなって肩から手首までの動きがにぶくなり、
よけいな力も入って指先のコントロールもしにくくなるという悪循環に陥ってました。


去年、英雄ポロネーズを弾いたときは、ピアノの先生に練習し始めの頃から体を広げて弾くように言われてたせいか、
テクニックはともかく、暗譜で苦労はしませんでした。
今回は特にそういう指導もなく、
曲のイメージからもスケールの大きさというより表現力重視の曲だという印象の方が強くて、
鍵盤から近めに座ってたのが徒でした。


でも、その視点が近いことに気づいてからは長くても曲がイメージできるようになり、体が暗譜もしてくれて、
練習するたびに何かしらの変化、進歩を実感できるようになりました。


視点を変えようとすると、いろんなところが連鎖的に変わりました。
結局、去年の英雄ポロネーズと同じぐらいの位置になり、鍵盤からちょい遠め、手首の高さは鍵盤よりちょい上、
椅子は深くも浅くもなく座って、重心低めでお尻から腰を意識して上体を支え、
その上で背中から肩、腕の力がうまく抜けたときは特にいい感じになりました。(力を抜くのはなかなか難しいです。)
鍵盤から離れることで、もちろん見える範囲も変わるし、腕が使える範囲も広がり手首も動かしやすくなって、
そうするともっと体が動くので下半身で支えることを考えないといけなくなります。
毎回の練習=試行錯誤の連続です。


発表会前2か月ぐらいは毎日30分〜2時間ぐらいはピアノを触ってました。
でも、わたしのテクニックではその程度では間に合わず、
最後の1週間でやっと曲としてまとまったというぐらいギリギリの仕上がりでした。


あと姿勢とは直接関係ないのですが、曲を仕上げる上で、
自分なりの表現で演奏することを大事にして、聞いてる人にも楽しんでもらいたいと思っています。
2年半前の中村紘子さんの影響です。http://d.hatena.ne.jp/satomicchy/20110213/1297606346


去年は母が喜んでくれて(十数年ぶりに聞かせたピアノだったんですけど、マジで涙ぐんでました)
今年は友人数名に楽しんでもらえたようなので、そういう意味では今回もよかったなと思います。


来年の大きい発表会の曲はまだちょっと未定なのですが、
春ぐらいのミニ発表会では、ベートーベンのワルトシュタインを全楽章弾こうと思ってます。
今年の前半に1楽章をやってたので、今から2,3楽章と1楽章の復習です。
合わせて25分で収まるかどうかの長さです(笑)
でも、ベートーベンの曲にしては華やかさがあって綺麗な曲なので、楽しんでやりたいと思います。( ´ ▽ ` )ノ