ベートーベン:ピアノソナタ第21番(ワルトシュタイン)練習中

今年の春のミニ発表会に向けて取り組んでいる曲は、ベートーベンのピアノソナタ第21番、ワルトシュタインと呼ばれている曲です。3楽章構成で、去年の春に1楽章をやったから、今年は2,3楽章も練習して、発表会では3楽章通して弾かせてもらうことになりました。

こんなふうに全楽章を通しで弾くのは初めてで、全部で30分弱。

長い!!!!!wwwww

去年の秋は幻想ポロネーズ(15分ぐらい)、その前の年は英雄ポロネーズ(10分ぐらい)と、曲の長さがどんどん長くなっていくこの頃です。

ワルトシュタインは、有名どころのソナタの中では一番好きな曲です。ベートーベンらしくない華やかさがあるように感じるんですよね。でも、他のソナタと同じようにテンポが早い曲だから、疲れないように弾かないと。体力はもちそうなんですけど、いつものクセでふっと曲を忘れる瞬間がたまにあったりして、それをどう克服するかが今の課題かなと思ってます。

もちろん、部分的に弾きにくいところもあったりして、今回はちゃんと部分練習もするようにしてます。今までは、全体の構成をどうまとめるかに注力してばかりで細かいところをおろそかにしてたから、もっと質を高めるという意味で練習の仕方をちょっと変えました。

この頃は、手首や腕を柔らかく動かすコツが少しつかめてきたところ。参考にしてるのはピアニストのValentina Lisitsaさん。YouTubeで見る彼女の腕、手首の柔らかさにうっとりしてしまいます。手の大きさは仕方がないので、それ以外の自分の持ってるものを駆使して、あんな風に流れるように弾くのをイメージしながら練習してます。そう考えると、ピアニストのLang Langがどこかのインタビューで、ピアノはスポーツと同じだって言ってたのは納得です。度々ブログで書いてますけど、体の使い方ってホントに大事。

 

ミニ発表会(3月下旬らしい。まだ聞いてないw)が終わったら、またブログにまとめようと思います。