パソコンが苦手な人の心理

プログラマーの端くれとしてITギョーカイの方々と交流しているとわからなくなりますが、パソコンが苦手な人ってホントにダメなんですよね。拒絶反応を起こしてると言っても過言ではないくらいに。そこまでな人はまぁ稀ですが、職場にはパソコンに対して苦手意識を持ってる人がたくさんいます。

 

何でもそうだと思うんですけど、苦手だと思ってるコトと向き合うのって難しいですよね。人間関係もしかり・・・w。パソコンが苦手な人は、1つ1つの動作(ウインドウを開く、閉じる、OKをクリックするなど)のたびに呼吸を整えないと、いっぱいいっぱいになっちゃいます。

例えば、「このドキュメントの通りに設定してくださいね。」とお願いしても、まずドキュメントを前に固まります。「それ、ただの文章だから・・・」とツッコミを入れたくなりますけど、書いてあることを受け入れる準備をしているんですよね、多分。で、結局は通訳するように間に入って、することを1つ1つ指示していって、もちろん操作までは直接手を出しませんけど、それで何とか設定完了、、、。

こちらも、相手の呼吸に合わせながら作業していく必要性をひしひしと感じます。今までピリピリしながら仕事してたことも多かったから気をつけないと。

そんな社員をよそに、上司はどんどんIT化したくて仕方ないらしく、ミーティングでも「そこまで要求するの?」ということを何気なく言われます。そこまでできたらそれだけで稼げるしと、それはそれでツッコミを入れたくなります。ツッコミませんけど。

 

これだけパソコンが蔓延ってwebアプリだサービスだタブレットだという世の中で、どれだけの職場でどれだけの人が使いこなせているのかちょっと疑問。それとも、単純に世代・環境の違いで見えてるものが違うだけ・・・?

少なくとも、うちの職場で一気にシステム化してしまうのは難しいと思ってます。去年、社内アプリを大々的にリプレースしたときは、直接会える職員には「大丈夫ですから、使ってください!」と(内心はかなりヒヤヒヤしながら)言って半年してやっと落ち着いてきて、なかなか会えない離れたところの職場では、半年してやっと全職員に周知する段階になりました。

この半年というのは、うちの職場のルーチンワークが2回できる期間。そういう意味では、苦手な人は期間というより、それを2回やってみると安心できるのかもしれません。

 

もし、このブログを読んでくれてる人にパソコン苦手な人がいたら、パソコンはコワくないって伝えたいです。ただ、パソコンも時々すねたり疲れたりするだけなので、前にも書きましたが、アプリが言ってるメッセージは読んであげましょう。固まったときは特にWindows系はそっとパソコンの再起動、もしくはさりげなくアプリの強制終了をしてあげれば大丈夫。ただし、そのときはそれまで作ったものが消えてしまうことがあるので、まめに保存とかバックアップは取っておいてくださいね。(^^)