「失敗こそ、人生最良の教師」エリヤフ・ゴールドラット氏のインタビューより

 

いま、仕事でもプライベートでも変化を求められている状況にあって、この言葉は私の心にひびきました。

そもそも人間は、失敗からしか学べない。失敗こそ、人生最良の教師といえる。本当に恐れるべきは、失敗そのものではなく、2度、同じ失敗を重ねること。それは最初の間違いに気付かなかったという証しでしかない。

 

また、失敗を恐れてしまうと、学ぶことができなくなるから、のちのち失敗を繰り返してしまう。本当の成功をつかむためには、失敗や緊急事態に直面した時、それを隠すのではなく、そこから多くを学ぶのだ。

 

それまで基準となっていたルールが間違っていると気付いたら、そこからも学ぶのだ。 

 故エリヤフ・ゴールドラット氏インタビュー「イノベーションに必要なブレークスルーは、もうあなた自身が発明している」 - エンジニアtype http://engineer.typemag.jp/article/dr-e-goldratt

 

エリヤフ・ゴールドラットさんの「ザ・ゴール」を読んで、彼の他の著書も気になってググってこのインタビューを見つけました。このインタビュー、英語だったら本人の言葉で読みたいなぁ。

 

彼の言う思考パターンへの姿勢は、ビジネスに限らず、人間関係においても役に立つものだと思いました。何か(特に新しいこと)を実践するにあたっての、失敗する恐れと信じてきた概念が崩れる(場合によっては否定されたような)感覚は、誰もがどこかの場面で感じたことがあるものだと思います。「本当に恐れるべきは・・・2度、同じ失敗を重ねること。」というのは、最初の間違いに気づかなかったとか、分析が足りなかったことがわかればまた次に進めると思うので、その言葉だけでは全面的に賛同できません。でも、失敗を恐れ、今までの概念にしがみついて変われない(悪くなる)よりは、やってみてできたらラッキー、失敗したら成長できる、と思う生き方のほうが、なんだか面白くなりそうですよね。

 

ただ、その失敗というやつは、いざ直面してみると辛いものだし、この頃個人的に大小さまざまな失敗を通じて、相手に迷惑をかけてると凹みそうになることもあったりして、、、。でも、失敗という面では、そこからきちんと学んで自分のものにすることが相手への礼儀なんじゃないかと思います。

学ばせてもらうという姿勢を忘れないように、これからもいろいろ挑戦していこうと思います。