弱さの反対にない強さ

 

「弱い人間だから。。。」

 

自分のことを、そう言う人がいる。

そういう話を聞くと、励ますつもりで

「わたしはそうは思わないよ?」なんて言ってた。

 

でも、違うんだなって思う。

そう言った人が目指す先と、今いるところを比べて弱いと思った。

だから、そういう表現になった。

 

わたしがどう思うかなんて、どうでもいい。

そんなの、励ましでもなんでもない。

 

「そう思うんだ?」

 

それから、そう言った人は、

何を聞いてほしいんだろう?どうしてほしいんだろう?

その人のことをもっと知りたい。知りたいから、聞く。

教えてくれるなら、ね。

 

ただ、「わたしはそうは思わない」もウソじゃない。

 

その人が見てるところとは、別のところに、

その人の良さがあると思うから。

その人が感じている弱さと反対のところじゃない、別のところに、

その人の強さがあるって思うから。

 

自分で弱いと感じても、いまここにいる、ここで生きている、

それだけでもう、十分強い人だと思うから。