ベイマックスみたいなロボットは作れないかもしれないけど

映画「ベイマックス(日本語タイトル)」を見られた方は多いと思います。

私も、ゆるふわロボットの宣伝に惹かれて見に行った一人です。(笑)

で、後々、英語の元のタイトルとか広告とか原作とか、日本のものはだいぶ違うという事実が明らかになっても、、、やっぱりこのゆるふわロボットに惹かれてしまいます。

だって、あんなにぷよぷよなんですよ。素直に可愛いじゃないですか。で、ちょっとおちゃめで、ちょっと頼りがいもあって、そのへんも絶妙な感じで。

まあ、元はどうであれ、エンジニアの端くれとしては、ベイマックスみたいなロボットが作れたらいいなーと思うわけです。残りの人生かけても、そのまんま同じものを作るのは難しそうですけどね(笑)

でも、ベイマックスの素直な心(があるのか?)みたいなところは、エンジニアとして仕事に生かせると思うんです。

「あなたの心と健康を守ります。」

わたしが、一度抜けたエンジニアの世界にまた足を踏み入れたのは、新しい技術を使ったら人間がラクになったり幸せにもなれる、そして今のわたしにはそこでできることがあるという確信からだったので、ベイマックスがヒロの心をとかしていく過程だったり、ヒロの役に立つことを惜しげもなくするところに、すごく共感を持って見ていました。

ベイマックスみたいなロボットは作れないかもしれないけど、わたしがエンジニアリングするときには、心を忘れないようにします。それが、わたしがエンジニアをする理由のすべてと言っても過言ではないです。ユーザー、クライアント、ディレクター、デザイナー、エンジニア、、、どこに重きを置くかはその時々で判断します。でも、誰かのためであることには変わりありません。

そういえば、去年のデスマの時期は、ホントにダメでした。生産性、集中力はもちろん高かったです。正直、あの期間でよく作ったなという気持ちもあります。でも、モノとしてはハリボテそのものでした。

動くだけじゃ、ダメなんです。

もし、願いが叶うなら、ベイマックスを作ったタダシに会って、これからのエンジニアやITのあり方について、語ってみたいなて思います。