2016年はどうしようか
ご無沙汰になってる自分のブログを何となく読み返して、2015年の1月1日は年明けらしいことを書いていたのを思い出した今日この頃です。そういうわけで、2016年の最初の記事は、年明けらしいことを書いてみようと思います。
まずは2015年のこと。ブログは16本書きました。たくさん書きたいなどとのたまわっておりましたが、全くダメダメでした。というのも(言い訳かもですが)、いつだったか、せっかく世界中に発信できる媒体なのに、自分のことを晒す内容を書いたところで世の中の何の役にも立たないなと思ったわけなんです。それで、RobiだのAndroidだのをちょこちょこ記事にしてきたのですが、これまた年の後半から仕事が忙しくなってきて、ネタがなくなってきてしまいまして記事をアップできませんでした。ブログを書くこと自体を目標にしたのはちょっとずれてたようです。
あと、「やりたいことを整理する」ほうは、少しマシになったと思います。2014年の生活パターンの破綻から、仕事が忙しいながらもずいぶん落ち着いてきたし、やることの優先順位も見えてきました。今まで、短絡的に、衝動的にいろんなことに手を出していた性格が、それぞれ長期的な視点で、時間をかけてやるというふうにシフトしてきた気がします。なんとか40代の間に「四十にして惑わず」の段階に進めそうです。
そして2016年ですが、大きく5つぐらいやることを考えています。1)スマホアプリを1つ作ること、2)とある資格試験の科目合格とそのあとに税理士試験の勉強を再開すること、3)ピアノと丁寧に向き合うこと、4)バイクでどこかへ一度は遠出をしてからバイクを処分するのを考えること、5)いま個人事業としてやっている仕事を法人化することです。
内容は数年前からあまり変わってないですし、相変わらず項目も多いです。ただ、以前よりもすることの具体的な内容や時期が自分の中で明確にあることが大きいです。都合のいい解釈をすると、いろいろあってもそれぞれの内容で「一意専心」ができればいいと思っています。
それはそれとして、今年の法人設立の話は、これはこれで1本ブログ書きたいぐらいのちょっとした事件です。大学を卒業したときには、自分が法人を立てることになるとは思いもしませんでした。人生なにがあるか分かりません、とはよく聞く話です。
そういえば、今年は久しぶりにRailsConf 2016へ行く予定にしてます。迷いが減ったこの時期に、6年前にエンジニアを再び目指すことになったきっかけであるRailsConfへ行って、またいい影響をもらえればいいなと思います。
そんなこんなで、2016年もお付き合いよろしくお願いいたします。
今日のブログも世の中のためになることはないですが、ブログのタイトル通り思ったことをつぶやいておいて後で読み返すのも悪くないので、これからも書いて放置しておこうと思います。
小麦やめました(約2年)と、砂糖を控えている話
以前、こういう記事を書いたんですが、
小麦やめました(5ヶ月目) - satomicchyのつぶやき
意外にこちらへの検索アクセスが多くて、その後どうしてるかお伝えしようかと思い、続きを書くことにしました。
小麦をやめてから約2年経ちました。やめたと言っても厳密には多少摂取していて、トンカツやお弁当など揚げ物の衣はそのまま食べます。職場などでお土産でもらった洋菓子もたまには食べてます。ラーメン、うどん、パスタは、相変わらず全く食べてません。そのぐらいの少量でも、前回書いたように冷え性はないままですし、外食があまり美味しくないと感じるのも相変わらずです。個人差があるかもですが、わたしの場合はその程度はOKのようです。
それと平行して、この頃は砂糖の摂取を気にしています。
http://www.amazon.co.jp/砂糖をやめればうつにならない-角川oneテーマ21-生田-哲/dp/4041103126
うつだったわけではないのですが、ネガティブがひどかったので読んでみました。
いま砂糖を摂取する機会というと、職場でお土産でもらうお菓子や、たまに飲み会のコースについているデザートに限定しています。料理で使う分には今のところ制限していません。おやつにはドライフルーツやナッツをいろいろ買って、タッパに詰めて職場へ持って行きます。果糖は制限していません。
で、それらを通して今の体調の変化ですが、
- 体重、体脂肪率が少し戻った
去年の激やせは、その頃の精神状態に寄るところが大きかったようです・・・。去年よりは太りましたが、数キロ戻っただけで、小麦をとっていた頃よりは軽いですし、動かしやすさはラクなままです。
- 食べる量が少し増えた
去年よりは食べてます。それが体重元に戻った原因なのかもしれません。(笑)
- 食品添加物に敏感になった
大雑把にどの添加物が入っているか分かってしまいます。特に、増粘安定剤系、人工甘味料はアウトです。なので、増粘安定剤でもちもちさせたお餅はゴムを食べてる感じがするし、缶コーヒーはコーヒーの味がしなくて飲むと気分が悪くなります。一方で、きちんと出汁をとった和食は前より好きになったかもです。
- イライラしなくなった
砂糖制限のあとの方が実感しています。本にもあるとおり、砂糖は依存性があるようで、ちょっとお土産など食べたあとは毎日甘いものがほしくなってしまうので、後が大変です。
* * *
「どうしてそこまでして食べ物に気を使うの?」と聞かれることもよくあります。今のわたしに言わせれば「どうして食べ物に気を使わないの?」です(笑)
どちらを取るかは個々の選択ですが、今までより少し食べ物を気をつける、時間を取るだけで、仕事への影響や体調がよくなるなら、そっちがいいと思う訳です。
いろんなピアノに会ってきた話
6月末に、いつも来てもらっているピアノの調律師さんが所属する会社のピアノのコンサートとセミナーへ行ってきました。
HPではもうスケジュールが見れなくなってますが、午前中は工房と茶論(サロン)にあるいろいろなピアノを、ピアノに合った曲とともに紹介するコンサートで、お昼は茶論でランチをいただき、 午後は調律師さんによるピアノのセミナー(ピアノ調律師 荒木欣一のブログ「タローネの世界」)という流れでした。3,4ヶ月に1回やってるそうです。調律師さんとは3年前ぐらいからのお付き合いですが、今回初めて参加しました。
あ、次回の予定が出てますね。11月末のようです。誰でも参加可能ですので、気になる方はどぞ。
そこで聞いたピアノのそれぞれの音の違いや写真をずらっと並べようかと思ってたのですが、私はどちらかというと弾く側の人間なので、自分が触ってみて印象に残ったところをここで書こうと思います。
まず、もうこれだけでお腹いっぱいというぐらい強烈な出会いだったのが、こちらのピアノ。ベヒシュタインのアップライトピアノ、1889年製。ベヒシュタインさんがまだ生きている時代の125年も前のピアノです。
宮内庁御用達だったようですが、それだけではない、このピアノ自体の存在感がすごかったんです。茶論のほうに置いてあったのですが、部屋に入って見た瞬間、只者ではないと思いました。思わず「付喪神」という言葉が頭に浮かぶぐらい、存在感のあるピアノだったんです。私はよく物を擬人化して「この子」と言ったりすることはあるんですが、このピアノに限っては「こちらの方」みたいな、日本語て目上の方を呼ぶ言葉がないですから、恐れ多い気すらしました。
ランチの後、恐れ多くも、そのピアノで1曲弾かせていただきました。ショパンの「子犬のワルツ」。曲は何でもよかったんですけど、それしか暗譜してなかったので。
まあ、何というか、まず、ピアノの正面に向かって座ることすら気が引けました。それで、軽く試弾するつもりで弾き始めたんですが、ダメなんですね、それじゃ。ピアノに鼻で笑われてる気がして。ホントに(笑)
で、それならと思って、弾きながら座り直して、腰を入れ、体に芯を通し、下腹に気合いを入れて、本気モードにしたんですね。そしたら、ピアノが応えるんですよ。自分がこう弾きたいと思ってる通りの表現をものすごい高い精度で絶妙に拾ってくれるんです。
自分がうまくなったような気がするピアノていうのはあるんですけど、うまくなるのではなく、表現したいものがそのまま表現できるピアノて初めてで、言い換えれば、弾く人の技量が問われるピアノではあるんですけど、このピアノが弾けるようになったらどんなにすごいだろうて、弾きながら鳥肌が立つようでした。今でもその瞬間を思い出したら、体の中がぞわぞわします。
弾き終わってからもしばらく興奮冷めあらずで、何だかどこか違う世界に行ってたような、ふわふわした感じがしてて、弾くのを聞いてくださってたピアノマニアの常連さんにそんな感想を伝えたら、「すごいピアノてそうなんですよね」てにこにこされてました。世の中にはまだまだ知らない世界がいっぱいあるみたいです。
知らない世界と言えば、茶論には昔の鍵盤楽器がありました。(詳しくはこちら。うたまくら所蔵楽器)
その中で一番気に入ったのが、クラヴィコードです。クラヴィコードが弾けるところって、そうそうないんじゃないでしょうか。
生の音を初めて聞きましたが、可憐という言葉がすごく似合うなと思いました。構造的に小さい音しか出ないんですけど、可愛さの中に個性があり、情緒を感じさせるような印象で、これも聞いてるとどこか違う世界に行けそうな気がしました(笑)バッハはチェンバロよりクラヴィコードのほうが好きだったそうですけど、私もそう思います!
音が気に入ったので、そんなに大きくないし構造もシンプルだし、もしかして作れるかも???と思って帰ってググってみたら、キットもあるし作ってる人もいました(笑)金額も手が出せない範囲ではなかったのですが、作り方を見てると削ったり貼ったり乾かしたり塗装したり、ちょっと今の家じゃ無理だなと思って諦めました・・・。電子工作とはワケが違いますからね。
こちらは工房の様子です。置いてあるピアノは全部販売してるものだそうなので、時期によってあるものが違うんだそうです。写真の3台のグランドピアノのうち2台(左奥はベヒシュタイン、右奥はスタンウェイ)は引き取り手がついてるらしく、最初で最後の出会いです。
幸い?今回あった3台のグランドピアノの中で一番気に入ったのは、手前にあったメイソン&ハムリンでした。
午前中のコンサートのとき、このピアノは自分の表現したいものを表現できるピアノだと紹介されていたんですけど、確かにそうなんですけど、125歳のベヒシュタインさんを弾いたあとだと、印象が薄かったです。このピアノも100歳なんで、たいがい古いピアノなんですけどね。
コンサートで音を聞いただけではあまり感じなかったのですが、弾いてみて何というか、仲良くなれそうな気がしました。変に威圧感を感じることがなく、表現したいことが表現できて、弾きながらこんな弾き方、あんな弾き方といろいろピアノに相談できそうだなと。このピアノで毎日練習できたらいいな思ったんですけど、とても買えるようなお値段ではなかったで、妄想だけしておきました(笑)
あとは、見た目で印象に残ったものをちょっとだけご紹介。
こちらはザイラーさん。年代は忘れましたが、どこかの小学校で廃棄寸前だったのを、さきほどのピアノマニアの方が拾って来られたそうです。鍵盤のフタの内側、綺麗な木目が出てますよね。これ、元々は周辺と同じ黒い塗装だったんだそうです。
天板には、こんなふうに「このピアノはすごいんだぞ」的な勲章やらがあって、こちらは元々木目のままだったらしいんですけど、きっといい板を使ってるだろうから塗装を剥いでみようてことになって、削ってみたらやっぱりきれいな木目が出てきた、ということらしいです。昔のピアノに使われている木がいいていうのはもちろんなんですが、塗装を削ってしまおうという発想がすごいなと(笑)でも、ピアノをこんなふうに塗装剥いで手を入れたりして、すごくおしゃれですよね。
このザイラーさんは低音がステキで、ベートーベンの曲とか似合いそうと思いました。
これに限らず、こちらの工房はどんなピアノでも復活させてしまうようで、そういえば大正時代のYAMAHAのアップライトピアノもありました。すごく懐かしい音でしたよ。
で、直接紹介はされなかったですけど、やっぱりこういうものもあって、写真だけ撮ってきました。上はグランドピアノの構造、下はアップライトピアノの構造です。ウチにもいっこ欲しいとか思いましたが、本物のアップライトピアノがあるやんと思い直しました(笑)ただ、電子工作はしますけど、ピアノは分解しないですね。板重いし。
こんな感じで、ステキな出会いがあった一日でした。今まで弾くばっかりでしたけど、ピアノそのものにもちょっと興味がわいてきて、他にもいろんなピアノに会いたいなと思ったのでした。
Robi製作日記(23号〜25号と53号)
いろいろ忙しくて3ヶ月ぶりのRobiです。ブログにつけてると、どれだけさぼってるかが分かって便利ですねw。
さて、久しぶりに封を開けたら、「何か見たことないポーズしてる!」と思って写真に撮りました。バックにはガンプラも♪
で、今回のパーツはコチラなんですが、作業終わってから気がつきました。
30号分飛ばして開封したことに・・・。
53号のパーツですが、サーボモーターに番号を書き込んでいた置物のRobiの首から、水色のマフラーを取り外してごにょごにょ・・・というものでした。
30手順(厳密にはもっと)分飛ばしても作業できてしまうディアゴスティーニさんすごいです。
気を取り直して、順番に23号のパーツ。
24号のパーツ。
25号のパーツ。
そして、3号分まとめての作業成果がコチラ。
左足首のサーボモーターとその周辺でした。
まだディアゴスティーニから全号届いてないので、気合入れて追いつくぞーw